イメージぴったりだなぁ

 2010年1月、本読み人としてのリハビリを開始。ビジネス書や資格関連書籍で凝り固まった脳みそをぐにゃぐにゃさせてくれる、エンターテインメントな本=リハビリ責任者を求めて書店をふらふら。そして選ばれた?栄えある!?責任者は・・・ 海堂 尊 ”田口&白鳥のチームバチスタシリーズ”

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光

 私は文字をよむとき、それが頭の中で音声になって流れているタイプ。画はぼやーっとしか浮かんでいない。(あまり意識していないけれど)音声が流れていないときは、自分の頭に入ってきていないときなんじゃないかと思っている。それがすでに映像化された書籍であっても、勝手に私演出で配役しているようで(これまた誰の声かは全く考えていないけど)。

 ふらふらと手にとってパラパラと立ち読み流し読みした途端、物語が流れこんできた。しかもなんだか知らない人の声。この作品シリーズも素敵な俳優さんたちによって派手に映像化されているのに・・・これはイケル!というわけで、まとめ買い(ナイチンゲールの〜まで)。

 1冊目を読み終わるころ、語り部の声の主が判明。海堂さん御本人だ・・・ワイドショーか何かでインプットされたのかしらん。ちょっと女性像がシンプルかなとも思ったけど、大衆系エンターテインメントとしてはこういうほうが良いのかも。行間がある人物像というか・・・かえって感情移入しやすい。

 最近、この書き手さんは取材の仕方や何かで賛否両論あるとか。まぁ私には関係ないこと。読むことを楽しめる物語をこれからも期待。